10月

ももう終わり。月日がたつのは恐ろしく速いですな。
今日はハロウィーンの子供達が来ました。私の子供の頃にはなかったお祭りですが、新たな消費習慣が日本人の生活に加えられた、とひねくれ者の私はついついそんな目で見てしまいます(もちろん海外生活をする日本人が増えたこともあるでしょう)。
子供の頃のお祭りと言えば、時期は違いますがお釈迦様の生誕を祝う「はなまつり」はどこへ行ってしまったのでしょうか?
こちらは消費行動を伴わないので?廃れてしまったのでしょうか。
クリスマスとハロウィーンの隆盛とは対照的に、最近全く見ることがないですね。私が最後に見たのは学生で仙台にいた頃です。
花で飾られたお釈迦様の像にあまちゃをかけるのは私の好きなお祭りだったのですが、あのような質素でも敬虔な気持ちになるお祭りが日本人の生活からなくなっていくのは残念です。

話は変わって、今月はトラック全日本選手権、Japanカップと大きなレースが続きました。トラックレースでは渡邊一成選手がまずは200mの日本記録を出しました。データを見る限り、彼はまだ更に記録は更新できることは間違いありません。

Japan Cupではレース最後の登りのセレクションに5人の日本人選手が残り、最初にゴールに飛び込んできた5人には3人の日本人選手が含まれていた。
ここまでやれる事は期待していたのでびっくりはしませんが、やはりうれしいものです。ロードレースで勝つ事は難しいですが、しっかりやればまずはここまでできる事は実証しつつあります。
ヨーロッパのレースで日本人が同様に走るには、この「基礎」身体能力の上に更に現地での経験を積み上げてゆく必要があります。この過程を年齢に応じてしっかり歩めれば、ヨーロッパでも通用する選手は更に増やしてゆけると考えています。