レイテ戦記

大岡昇平さんのレイテ戦記を読んでいる。フィリピンのレイテ島での日本軍の血と泥にまみれた戦いを日本側とアメリカ側の記録と証言をつきあわせながら詳細な戦いの様子を綴っていて、これをまとめた努力には敬服するとともに、記録を残さなければという筆者の執念も感じる。
南の海では中国とのにらみ合いが起こっていて、ニュースを聞いているだけでも緊張してしまう。現場で職務にあたっている海保の方達の緊張はこの比ではないだろう。もしもの時にはお互いの国同士どうなるのだろうか?と想像するだけで疲れる。杞憂に終わることを祈っている。