いつも自転車で走るコース上にちょっとした水田地帯があります。よく見ていると、周期的に水田に水が十分満たされている時と、用水路の水が止められて干上がった状態になっている時がある事に気づきました。
お米の糖度を増すためか?と考えていましたが、最近、稲作をしている方から話を聞く機会がありました。干上がった状態にすると、稲は水を求めて根をより広く張るようになり、台風の際に倒れにくい稲になるのだそうです。

今日、いつものコースを走ってみると、昨日までの強風で倒れている稲が多くありました。稲はかなり実が付き始めていたのですが、収穫前にこんな事になってしまい農家の方はさぞや残念だろうと思います。
自然を相手に農作物を作っているとこんな事の繰り返しなのでしょう。
農業を始める方が身の回りに比較的多くいるのですが、工業製品とは違う「育てる」と「創る」の両方の要素に惹きつけられるのだろうか?
などと考えながら走ってました。