同窓会

今月は大学の研究室の同窓会と、高校時代の気の置けない友人達との同窓会がありました。不幸があったり、出張と重なったりと、なかなかスケジュールが合わなくて、研究室の同窓会は久しぶりの参加。懐かしい先輩や後輩達とも夜遅くまで話ができました。特に後輩、彼とは夜通しの実験を何度も一緒にやってきて、こうして話ができるのも久しぶりで、また彼が当時とあまり変わっていないのもあって、ついつい当時のように絡んでしまいました。研究室の友人というのはなんだか不思議な連帯感があります。実験装置が大がかりで、厳しい条件での実験になるので、装置を立ち上げて実験がスタンバイになるまでに丸1日かかっていました。簡単には再実験ができないので、実験中もずいぶん緊張しました。そういう環境下で作ってゆく人間関係は体育会系の合宿生活にも共通するものがあると思います。会社でも同様に失敗できない実験はいくつも経験して、その緊張感たるや学生の実験とは別次元でしたが、そこで生まれる共闘感とはまた違う気がします(どこかにプロとしてできて当たり前という自負?のようなモノもあるからかもしれません)。
それはともかく、久しぶりに気持ちがもう一度若返って、先生方、先輩方、後輩達への感謝の気持ちをもう一度新たにしました。翌日はひとつ上の先輩達と一緒に昼食を食べた後、仙台駅でそろそろこれで失礼しようかと後ろを振り向くと、いつの間にか先輩達が宝くじ売り場に並んでいて、笑いながら「おまえも資金必要だろ?、買うか?」。

高校の友人達との同窓会は、こじんまりとした会でしたが、それぞれが覚えている事,忘れている事が違っていて、そんな事あったっけ? 友人の一人は母校で教鞭を執っているのはまだしも、友人同士で子供が同級生だとか、友人の子供の学校に赴任しているといった話にはびっくりしました。話していると自然に自分も名古屋弁になるのが心地よく、そうした会話全てを楽しみました。