名古屋

土曜日の夕方から3日間、実家のある名古屋へ行きました。父とずいぶん長い時間を話をしましたが、50年前に自動洗濯機を作って売った話や、太陽光温水器を作り、ずいぶん売れた話などをしていました。
初めて聞いた話でしたが、ものづくりにこだわってきた父らしいエピソードだと、楽しく聞きました。
今は、40年前から作ってきたアーケード作りについてまとめていて、それを冊子にしようとしているようです。ちらっと読んでみましたが、その当時出したいろいろなアイディアや、アーケード建設までに至るストーリーが紹介されていて、これまたおもしろそうです。
父は別に有名なエンジニアでもなんでもないのですが、このように無名でも社会に役立つ多くの工業製品を送り出してきた中小あるいは零細企業のエンジニア(多くは社長兼務かも)が日本には多くいるのだろうと思います。この不景気や、グローバルな競争の中で、こういう創意工夫、創造への情熱をもった人達がだんだん減っていくのは残念なことです。